■アメリカ大統領たちの文学思想史■巽孝之■青土社■2002年02月発行年月:2002年02月 ページ数:293, サイズ:単行本 ISBN:9784791759453 巽孝之(タツミタカユキ)1955年東京生まれ。コーネル大学大学院博士課程修了(Ph.D.,1987)。現在、慶応義塾大学文学部教授。アメリカ文学専攻。代表的著書に『サイバーパンク・アメリカ』(勁草書房、1988年度日米友好基金アメリカ研究図書賞)、『ニュー・アメリカニズム-米文学思想史の物語学』(青土社、1995年度福沢賞)、編訳書にダナ・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(トレヴィル/水声社、第2回日本翻訳大賞思想部門賞)、ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) リンカーンの世紀/凡庸な大統領の肖像/南の夜の夢/アメリカ・モーゼ/あいまいな合衆国の私/マクベス夫人は今夜も/暗殺のドラマツルギー/ただ一発の弾丸が/鐘の音を聴け/一九〇一年究極の旅/テディ・ベアはなぜ愛される/南北の創生/モビィ・ディックの世紀 すべては1世紀半前、当代の名優が観劇中のリンカーンに向け放った銃弾から始まった。演劇的想像力が世を覆い、大統領暗殺は、アメリカのみならず、世界全体へのテロリズムとなるだろう。20世紀前半の再評価を経て、いま新たなるリンカーンの世紀が始まる。 本 人文・思想・社会 文学 その他 |